「子どもの本で平和をつくる イエラ・レップマンの目ざしたこと」キャシー・スティンソン/文 マリー・ラフランス/絵 さくまゆみこ/訳 小学館/刊
『子どもの本で平和をつくる イエラ・レップマンの目ざしたこと』
キャシー・スティンソン/文 マリー・ラフランス/絵
さくまゆみこ/訳 小学館/刊
先日、平和をテーマとした絵本の紹介をする際に
この「子どもの本で平和をつくる イエラ・レップマンの目ざしたこと」を
軸として、どうしてもご案内した紙芝居を含めた26冊を持っていきました。
出版社公式НРよリ*****
【子どもの本を通して希望の種をまく。
戦後、混乱した街中で大きな建物の前に人びとの列を見つけ、
少女は、弟の手を引いて建物に入りました。
すると、そこにはたくさんの本が並べてありました。
そして、ステキな女性と 出会います。その人こそ、イエラ・レップマンでした。
イエラ・レップマンは、国際児童図書評議会(IBBY)、
世界で初めての国際児童図書館(ミュンヘン国際児童図書館)を創設した人です。
どのようにして、子どもの図書展をスタートしたのかを語ることで、
子どもの本の大切さを伝えています。
巻末にイエラ・レップマンや、図書展についての解説もあります。】
【編集担当からのおすすめ情報】
子どもの本に関わる人なら、だれもが耳にしたことのあるIBBY、
また、ミュンヘン国際児童図書館を創設したイエラ・レップマンの物語です。
ユダヤ人であるイエラは、第二次世界大戦後、混乱したドイツに戻り、
子どもたちに希望を与えることこそ大切であると痛感します。
「本」の力を信じ、「本」を通して世界平和を目ざしたのです。
IBBYの支部として活動しているJBBYの会長のさくまゆみこさんが翻訳しています。
******出版社公式НРより
対象:小学中学年~
読み聞かせ:約10分くらい