「差し出し方の教室」 幅允孝 :著/ 弘文堂:刊
『差し出し方の教室』 幅 允孝 著 弘文堂 刊
2023年2月4日立春。
新しい季節が、始まりました。 快晴の美山です。
これからどう過ごしていこうかと考えて、
神社仏閣へ参拝などした帰りに、お守りを手にされることはないですか。
同じように、ご自身にとってのお守りになる本は、お持ちですか?
今年の イハラ・ハートショップのお守り本は、
この幅允孝さんの『差し出し方の教室』(弘文堂)。
有り難いことに
12年前、ここヘトークイベントのゲストとして来店。
近畿圏内の書店員さんや司書さん、
書き手や編集の仕事をされる方、幅さんのファンの方がお集まりくださいました。
当時から変わらない 本と 場所と 人へ の姿勢を、この本で。
出版社公式НРよりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「人が本の場所に来ない時代」に「人がいる場所へ本を持っていく」
仕事を積み重ねてきたブックディレクターが、選書以上に大切にしてきたこと――
それは選んだ本をどう差し出すのかということ。
そして、
これまでに重ねてきた仕事から、同じ「もの」や「こと」でも差し出し方によって、
相手への伝わり方が変わるということに気がつきました。
小売店舗で売られる商品も、ダンスフロアに流れる音楽も、観光地の名産品も、
自らが愛してやまない「それ」を確かにそこにいる小さな一個人に向けて、
「らしく」伝える方法に 頭を悩ませる人は多いはず。
コロナ禍で遠のいた人との距離にますますその想いを深めているのではないでしょうか?
そこで、
各界の差し出し手の元を訪ね、距離を越えて届けるためのヒントを探りました。
さらに、
これまでに著者が手掛けてきた仕事を振り返りながら、
様々な場所での多様な本の差し出し方も紹介しています。
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『差し出し方の教室』 幅 允孝:著 弘文堂:刊