「出張選書会」のこと
「出張選書会」へ 今週は2回、行ってきます!
昨日は、町内の小学校。あさっては、町内の中学校へ。
学校図書担当の先生が、準備してくれた風通しのいい場所に本をお持ちしました。
軽自動車のうしろいっぱいに11箱。約360冊の主に新刊資料・見本がつまったダンボール箱。
児童図書出版会グループの 「10社の会」「NCLの会」 のご協力です。
時間になると、
学校司書さんが、該当校の図書室にない学年別の資料のカタログページに付箋をたくさん貼って、
ニコニコと、先生方への応対をはじめてくれました。
「どうぶつのあかちゃん なら、このカタログに載ってます」
「ここに保健の本、ありますねー」
「イハラさん、固有種 についての本、調べてくださいませんか」
あ!はい。はい・・。テザリングでパソコンをネットに繋いで、
e-slip「図書館と書店のサポートを目的として開発した有料会員制のオンラインサービス」で、検索。
見本にない本で、司書さんがアドバイスされたキーワードやシリーズ単品名を、検索。
見本にない本を探すのは、見本を手にとってみるからこそ。
限られた時間だったけれど、
図書担当の先生がご準備してくれた場所と、
その学校の、この学年だからと、必要な資料を提案された司書さんのおかげで
「出張選書会」がスムーズに終わりました。
予定より、ずっと早く店へ戻り、近くの愛徳荘への所用もすませることができて
まだ開店時間ではないので、パソコンを取り出しひたすらキーボードにリストを打ち込んだのでした。
「店、かまんの?少年ジャンプもらいにきたけど・・」と遠慮がちにドアを開けたご近所さんに
はいはい。どうぞどうぞ・・・と、レジでお渡しして、
リスト作りが完成したのが予告開店時間前。
きょうの午前中に、ひとまず全リストをメール、ここから、再度の確認をしていただいて、
今度は、在庫とご予算の確認。見積提出。発注。カバー装備。お急ぎの図書がないか確認。
いくつかのステップを踏んで、子ども達の授業にいかされる図書をお届けすることになるんです。
「出張選書会」には、決まった形はありません。
それぞれの場所の、求められる形で準備をいたします。