「かがくいひろしの世界」(ブロンズ新社:刊)
「かがくいひろしの世界」(ブロンズ新社:刊)
『日本中の子どもたちを笑顔にした絵本作家 かがくいひろしの世界展』
の公式図録。
ブロンズ新社公式HPより*****
かがくいひろし
教師、絵本作家
1955-2009
東京学芸大学教育学部卒業。
特別支援学校の教師として
ハンディキャップのある子ども達のサポートに従事する。
2005年、『おもちのきもち』で第27回講談社絵本新人賞を受賞。
以来、『おむすびさんちのたうえのひ』、
「だるまさん」シリーズなど、立て続けに絵本を発表。
子どもの心に響く絵本は、またたく間にファンを獲得し、一躍人気絵本作家に。
2009年にすい臓がんのため、54歳で急逝。
絵本作家として活躍したわずか4年の間に、16冊の絵本を遺した。
子どもの心を捉えて、あたたかく包み込むようなかがくいひろしの作品は
、今も多くの読者に愛され続けている。
*****ブロンズ新社公式HPより
先月、神戸ファッション美術館へ
大阪の図書館司書さんに お誘い頂いて、この展覧会へ行ってきました。
絵本原画は元より、81冊 ものアイデアノートや
造形物に未刊の絵本下絵なども、盛り沢山で…。
各出版社の担当編集者さんたちやご家族のメッセージにも、
ため息をついたり、笑ったり。
支援学校で実践されていた時に
子どもたちと一緒に制作したものも、惜しみなく展示されていて、
かがくいさんの人となり。絵本への思いや伝えるカを感じてきました。
ほかに、
「もくもくやかん」(講談社)という絵本の雨が降ってくるシーンで、
編集者と試行錯誤し 最終的に、場面ごとに視点を切り替え、
”神の視点”から、恵みの雨があまねく大地に降り注ぐ様を見せる
ダイナミックな構図になったという着想のひとつに、
やかんを手に、水を求めて 砂漠を歩く少年の1枚の
写真記事があったそうです。
その新聞記事の展示も、
同行してくれた司書さんのおかげで、見つけることができました。
さて、
夏休みの最初に来店くださった方で,
神戸に行く機会があるというので、この展覧会をご紹介していました。
すると、その後、なんとご家族が1回ずつ
ご本人も2回も行ったというメッセージが届き、来店してくれました!
そこで、
そうそう、アイデアノートに貼っていた
新聞の写真記事はこの公式図録には、掲載されていないんですよ、と伝えると,
その方は
「まだ、9月1日まであるのですよね~」と、にっこりしました。
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