「はなのすきなうし」 マンロー・リーフ :文 /ロバート・ローソン :絵 / 光吉夏弥 :訳/ 岩波書店:刊
『はなのすきなうし』
マンロー・リーフ :文 /ロバート・ローソン :絵 /
光吉夏弥 :訳/ 岩波書店:刊
先日の
『子どもの本で平和をつくる イエラ・レップマンの目ざしたこと』
(キャシー・スティンソン/文 マリー・ラフランス/絵 さくまゆみこ/訳 小学館/刊 )
の文中にでてくる絵本の1冊が、この『はなのすきなうし』。
花の匂いをかいで、
いつもひとりで草の上に座っているのが好きな子牛をみて、
母牛はひとりぼっちでさびしくないのか時々心配していました。
そしてある日、問いかけます。
「どうして、おまえは
ほかのこどもたちといっしょに とんだり、はねたりして
あそばないの?」と。
けれど子牛は、
花の匂いをかいでいるのが好きだ とこたえます。
そこで母牛は
子牛がさびしがっていないことがわかり、
子牛のすきなようにしておいてやりました。
その後の、
子牛に降りかかる出来事は、
コミカルで心地よくって…読んであげる大人も、
聞いている子どもも、微笑んでしまう絵本です。
出版社公式НРよりーーーーー
むかしスペインの国に,
花のすきなフェルジナンド
という子牛がいました.
ある日,
5人の見知らぬ男がやってきて,
フェルジナンドをマドリードの闘牛場へ連れていきました.
ーーーーー出版社公式НРより
対象:幼児~
読み聞かせ:約7分半くらい