御博2025・プログラム33・ありがとうございました。

7月19日(土)、日高川町で開催された
[御博2025・プログラム33]
「自分の名前で絵本を作ろう」絵本ライブ+手づくり絵本ワークショップは、
15家族・55名の皆さまにご参加いただき、無事に終了いたしました。
この日だけのために、絵本原画の展示にも快くご協力くださった
さいとうしのぶさん。
海外でも翻訳出版される作品を多く手がけ、
絵本を通して子どもたちの心と身体を慈しむ活動を続けておられます。
その絵本作家・さいとうしのぶさんによる絵本の読み語り、
「ごぼうおんがくぶ」所属の元ミュージシャンによる生演奏、
そして、親子で取り組む“名前の絵本”づくり。
会場には、子どもたちの笑顔と、
保護者の皆さんのあたたかなまなざしが広がっていました。
大きな布絵本やわらべうた絵本などがリズムよく紹介され、
28メートルの絵巻になった絵本を手に、
子どもたちが行進しながら場内を一周した瞬間には、思わず歓声があがりました。
その場の空気をまるごと味わってくださる皆さんの姿に、
スタッフ一同、一緒に笑みがこぼれました。
当日、手づくり絵本ワークショップで使用した紙は、
絵本『あっちゃんあがつく たべものあいうえお』と同じ紙・同じサイズのもの。
(後日、出版社の方から教えていただいたのですが、この絵本を制作する際、
印刷会社と作者の想いをすり合わせて選ばれた、こだわりの紙なのだそうです。)
その紙に、小さな手で絵を描いたり、色をぬったり…。
さいとうさんが会場内を何度もまわって声をかけてくださったおかげで、
3歳のお子さんまでが、自分で作った絵本をぎゅっとにぎりしめて、
「見てもらいたい!」と自然と列に並ぶ様子がありました。
イベント後には、あるご家庭から
「夜、おうちで “あっちゃん あがつく〜♪” と歌いながら、親子で作った絵本を楽しみました」
という動画がLINEで届きました。
イベントの記憶が、こうしておうち時間へとやさしく続いていることに、
胸がいっぱいになりました。
子育ては、楽しいことばかりではなく、余裕が持てない日もあります。
そんな日々のなかで「じっくり向き合えるひととき」をともに過ごせたことに、
心から感謝しています。
アンケートでいただいたご感想やご意見も、
親子の視点からの大切な声として、これからの活動にしっかりと活かしてまいります。
このご縁がまた、絵本とともにめぐりますように。
おやすみ前のひとときが、
今日も親子にとって穏やかでありますように🌿
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